もし昭和が今も続いていれば、今年は昭和91年であります。
渋谷駅のまわりは大規模な再開発が始まりきっと昭和100年には全く新しく生まれ変わっている事でしょう。
そして渋谷の宮益坂にはこんなビルが現存しています。
昭和28年に建てられたそうです、、築63年、、、
実はこの宮益坂ビルディングは日本初の分譲マンションだったのです。当時11階建てのビルにはエレベーターが二基あり、エレベーターガールが操作しておりました。またセントラルヒーティング、ダストシュート、メールシュートなど最先端設備を備えた超高級住宅として注目されたそうです。そしていつからか名称は宮益坂アパートから宮益坂ビルディングになりました、、そっか途中からビルディングになったからビルヂングでは無いのかな。
そんは宮益坂ビルディングがいよいよ取り壊されてしまいます。
工事は来年一月からはじまり、その後は15階建てのビルが新たに建設されるそうです。
こちらはヒカリエの9階から見た宮益坂ビルディング。
この頃は曲線を生かした建造物が多いですね。
2020年のオリンピックに向けて変貌していく渋谷、そして東京。
こちらは西武渋谷店です。
昭和43年に建てられました。ニュー新橋ビルとほぼ同じ時代に建てられたとあって建築様式に通じるものがあります。昨年リニューアルされましたが2020年以降に建て替え予定だそうです。
パルコパート2も3年前に取壊されました。
最近、ようやく工事が始まりましたが何が建つのだろう。パルコパート1と3は2019年を目標に地上110メートルの複合ビルに生まれ変わるそう。
そして青山ベルコモンズも取壊し中です。
こちらは渋谷ではありませんが、黒川紀章が手掛けた時代を象徴するビルでした。
こうして年号は平成に変わった今もかろうじて残る昭和、2020年にはどれだけ残っているものか。
そんな事を想いながら昭和100年の東京を想像してみたり、、、むぅ〜ん、、、