仙台の夜と云えば
文化横丁なのである。
ええーーーーーー!?と云う声があちらやこちらから聞こえてきますが、聞こえないふり聞こえないふり、、
そんな訳で、文化横丁と云えば
源氏、
源氏と云えば文化横丁なのである。
この看板が目印であるが、実は通りから細く曲がりくねった先、、そこにひっそりと源氏は構えている。
初訪であれば戸惑い躊躇う佇まい、、さあ、引き戸を開けてごらんなさいよと試されるが如く。
まぁ色々と御託を並べていますが、源氏さんはとてもその筋(酒飲み)の中では有名でありまして、ボク如きが云々語る資格はないので御座る。
とても居心地良く、酒と素直に向き合える酒場であります。特にしんみり独り酒なんてこれ以上のステージは無いんちゃうかって程。一応お酒は一人四杯までと縛りはあるものの、きれいに飲んでいれば女将さんも目を瞑っていてくれます。お酒一杯に毎度お通しがついてくるのは野毛の武蔵屋と同じであります。一応、源氏独自の
ルールのようなものもあるようですが、特にややこしくも、押し付けがましくも無い。
店内や料理の写真はありませんが、唯一トイレで一枚撮りました、、、
中島通善さんの版画です。源氏のトイレがモデルになってるそうなんですが、きちんと揃えられた草履とほんの少し姿を見せる便器の構図にユーモアを感じるのです。
こういう店はあれですね、、あともう一杯呑みたいなって時に潔く御暇(おいとま)するんがええですね、、お酒四杯でほろほろっとええ気分になりました。
早くまた来たいなぁ、、、仙台(ハゼ)